みん就の書き込みは人事にバレる? 評判や退会方法もチェック!

就活準備

みんなの就職活動日記、通称「みん就」(みんしゅう)といえば、就活生であれば誰でも聞いたことがあるサービスではないでしょうか?

みん就とは、楽天株式会社が運営している、企業の評判や就活体験記が書き込みできる口コミサイトです。登録者55万人の日本最大級口コミ就職サイトとなっております。またそれとは別に、みん就フォーラムやみん就LIVEといった合説イベントも開催されています。

登録した学生会員は、29000社の口コミ、いわゆる就活生による体験記や評判などの書き込みを見ることができるため、今では就活生には欠かせない存在です。

しかし、人事にバレるかも!?と不安になっている学生会員の声も数多くあります。実際そのあたりどうなのか、みんしゅうの評判、人事にバレるリスク、退会方法などをこの記事ではご紹介します。

みん就の評判は?


それでは「みんなの就職活動日記」通称みん就の評判とはどのような内容になるのでしょうか?まずは、「みんなの就職活動日記」を使うメリットをあげてみました。

1)志望企業の選考状況がリアルタイムでわかる
掲示板では、学生会員による選考状況の書き込みがリアルタイムで見ることができます。また、その企業の評判なども口コミで見ることができるのです。学生会員のみ、就活を終えた人の就活体験記を読むことができます。また内定者の志望動機を見ることもできるので、エントリーシートを書くうえなどで参考にすることができます。

2)就活を終えた人の就活体験記を読むことができる
みん就活では、いろんな年次の企業ごとの選考内容、選考スケジュール、エントリーシートの項目、その企業への評価など含めた体験記を見ることができます。例えば、技術系の場合一次面接の後に面談がある、最終面接ではこういうことを聞かれた、など細かい情報の体験記及び書き込みを見ることができるのです。

3)内定者の志望動機を見ることができる
さらにみん就では、学生会員は就活を終えた先輩による体験記から志望動機も見ることができます。エントリーシートや面接対策として体験記を参考にすることができます。

以上となります。反対に、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

1)学生会員による書き込みで、他の就活生のことが気になってしまう
書き込みの内容には「面接に呼ばれました!」とか「人事面談がありました」など、そういう書き込みがあるなかで、「自分はまだ呼ばれていない」など無駄に気にして落ち込んでしまう人も多いようです。気にしすぎるとマイナス思考になってしまう一方なので、書き込み内容や評判は参考程度に考えた方がいいでしょう。

2)体験記の嘘の情報に惑わされる
書き込みや体験記のなかには、嘘の情報もたくさんあります。他の就活生の不安を煽るために事実無根の情報を流している人も数多くいますので、信じすぎないことも大切です。あまりに惑わされる人は、退会という選択肢もありかもしれません。

3)場合によってはバレる可能性もある
匿名で書き込みができるとはいえ、誹謗中傷が名誉毀損に値するということで、みん就を通して開示請求が送られてきたという声もあります。開示請求が通れば身元がバレることになりますし、また人事によっては、匿名とはいえある程度誰が書いているかわかるという声もありました。退会したとしても情報は残りますので、書き込む内容には十分に気をつけましょう。

そのうえで、みん就の評判についてSNSを使って調べたところ、このような意見がありました。
・インターンシップの評判が悪い企業がわかり、事前に選別できる
・体験記に書かれている志望動機は参考になる
・みんしゅうの書き込みが気になって仕方ない、1時間に1回見て病んでしまう
・憶測でしかない情報をやりとりするのはリスクがある
・もし人事に身元がバレることになったらデメリットしかないから退会する

このように使い方によっては意見が分かれるサービスだということがわかりますね。使う側の情報リテラシーが問われるサービスだと思います。

みん就フォーラムって何? 評判は?


「みんなの就職活動日記」では、「みん就フォーラム」という大規模合説イベントが年に何度か開催されています。
24卒対象の「みん就フォーラム」は、5月に開催される予定となっています。(2022年5月時点での情報)

ちなみにオンライン開催のものもありますが、そちらは「みん就LIVE」という名前になります。「みん就フォーラム」は対面のリアルイベントであり、今回であれば東京の新宿NSビルで開催されるそうです。昨年は「みん就LIVE」が中心であったようですが、今年は「みん就フォーラム」も多数開催されそうですね。
ちなみにコロナ禍になる前は、東京、大阪、仙台、名古屋、福岡で開催されていました。

「みん就フォーラム」について

開催形式:対面(リアル開催)
参加費:無料(ただし学生会員である必要があります)
参加企業数:20〜50社程度 ※大手企業も多数参加
参加企業例:
小学館、伊藤忠商事、凸版印刷、KDDI、ADKホールデpngにグス、ニトリ、NTTデータ、楽天グループ、東京海上日動火災保険、野村総合研究所(NRI)、日本経済新聞社など
イベント内容:
「みん就フォーラム」では、有名企業について詳しくなれる「企業講演」が30分程度で6社程度と、これから就活を始める人たち向けの「業界研究講座」などの就活セミナーが50分程度実施されます。
それとは別に、人気企業と対面でしっかり話せる「企業座談会」も開催されていて、こちらも近い距離で人事の方と話せる評判のコンテンツとなっています。

みん就が開催する「みん就フォーラム」に参加するメリットは以下の通りです。

・「みん就フォーラム」来場者には特典が付与される!
12:00までに来場した人には先着500名で1,000円分の楽天ポイントが進呈されるそうです。さすが、楽天株式会社が運営しているだけありますね。
さらに、4社以上回ってアンケートを提出すると、抽選で100名にQUOカード3,000円分がその場で進呈されるそうです。つまり最大4,000円分得します。

・人気企業の人事と距離で話すことができる
「みん就フォーラム」のなかの人気コンテンツである人気企業と対面でしっかり話せる「企業座談会」では、対面でじっくり人事の方と話すことができます。できるだけ人事の方に近い席に座ると、人事の方に顔など覚えてもらえるかもしれませんね。

・大きすぎない規模であるため、回りやすい
リクナビ合説やマイナビ合説の場合、出展企業数が100社以上になることも少なくありません。その点、「みん就フォーラム」は出展企業数が20〜50社程度とそこまで大規模ではないため、会場もごちゃごちゃせず回りやすいと評判です。

そのうえで、実際に参加した学生からの評判は以下のとおりでした。
・「みん就フォーラム」は他の合説と比べて小規模だったため、企業人事の方との距離が近かった。少人数制だからこそ、レアな話が聞けた。
前述のとおり、企業人事と近い距離で話せる小規模イベントということが「みん就フォーラム」のメリットとなります。

・企業人事の勧誘がしつこかった。
 特にコロナ禍では大学の授業もリモート参加が当たり前になっているため、対面イベントで積極的に企業人事から声をかけられることに慣れていない就活生も多いかもしれません。

・中小企業が少なく、大手志向ではない学生にとってはラインナップが魅力的ではなかった
参加企業が少ないわりに、人気企業ばかりなので、大手志向ではない学生にとっては魅力的ではないのかもしれませんね。

・会場が狭かった
ビックサイトや幕張メッセなどで開催される大規模な合説とは違うので、規模が小さいぶん会場もコンパクトなところが多いです。

みん就フォーラムに参加するには学生会員である必要もあるようなので、退会はしないようにしてくださいね。

学生会員のみんなの就活体験記の書き込みは人事にバレる?

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みん就を使ううえで学生会員が不安な点は、匿名とはいえ人事にバレる可能性がないかということだそうです。そこで、ここでは人事にバレる方法を2つ紹介します。場合によっては個人がバレる可能性があると、バレるリスクを理解したうえで利用しましょう。

1)身元がバレる、そのうえで開示請求される可能性がある
「学生会員や企業・従業員への誹謗中傷行為」は「みんなの就職活動日記」通称:みんしゅう(みん就活・みん就職・みんなの就活)で禁止行為とされています。
特に、刑法230条にある「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者」にあてはまっている場合、名誉毀損として開示請求される可能性があります。
過去に、某有名企業から楽天を通じて、学生会員宛に開示請求が届いたという話もあがっているので注意しましょう。

では、名誉毀損にあたるのはどういう投稿でしょうか?それは、企業名、社員名、学生の名前など個人名を使った誹謗中傷。また、虚偽の可能性を含んだ誹謗中傷のことです。
 例えば、「一次面接官だった田中という社員に、「そんなんじゃ君どこも受からないよ」と言われました。こんな会社クソだから受けないほうがいい」と書き込みをしたとすると、これは社員の個人名を記載した誹謗中傷に該当する可能性があります。 
伏字だったとしても個人が特定される内容であれば、名誉毀損に値するので気をつけてください。またこれが事実であれば名誉毀損に該当しますので、学生会員のみなさんは本当に注意して書き込みをしてください。

2)匿名であっても人事はなんとなく気づいている
人気企業となれば書き込みの数も膨大なのでわからないかもしれませんが、そんな人気企業は極一部です。企業人事の方々と話をすると、どの人事もみん就はチェックしているようでした。
さらに人事の方々いわく、「どの学生が発言しているかなんとなくわかる」「バレる学生もいる」と言います。
エントリーシートや一次面接段階などではわからないと思いますが、選考が進んでいくと残る数も限られてきます。そうするとその学生の特徴、口調、文体などもよくわかってきますので、匿名であってもなんとなくこの学生の書き込みではないかという目星はつき、バレることもあるそうです。

以上が人事にバレるリスクとなります。
(退会しても書き込みは残ります)

繰り返しになりますが、退会したとしても書き込みは残ります。誹謗中傷に当たるような書き込みをしてしまいそうな人は、すぐに退会したほうがいいでしょう。

【まとめ】 情報リテラシーに気をつけてみんなの就職活動日記を利用しよう!

「みんなの就職活動日記」通称みん就は便利にも使えますが、個人の情報リテラシー能力が大きく求められるものでもあります。
企業の評判、選考状況など逐一わかることは利点ではありますが、学生会員にとっては、バレるリスクがあったり、また体験記の内容や掲示板の書き込みを気にしすぎて落ち込んでしまうため、情報リテラシーがない学生会員は退会したほうがいいかもしれません。

※参考「みんなの就職活動日記」を退会する方法はこちらです:退会用URL 
 ※みん就を退会しても楽天の退会にはならないようです

学生会員の方は、みん就及び「みん就フォーラム」のメリットを最大限利用しつつ体験記なども読みながら、人事に身元がバレるリスクがあるということも理解したうえでうまく使いながらも、必要がないと感じたのであれば退会してもいいかもしれませんね。

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