大手デザイン会社 Goodpatch(グッドパッチ)は新卒採用をしている? インターン 情報もチェック!

IT・web業界

株式会社Goodpatch(グッドパッチ)は土屋 尚史が2011年に設立した世界中に拠点を持つ、Webデザインを手掛ける大手企業です。
取引先の会社も名だたる大手会社がほとんどで、世界レベルで数多くの実績を誇るデザイン会社です。このような大手に憧れる新卒の人は少なからずいるでしょう。

Goodpatchに関して、興味のある方はぜひともこちらの記事をご覧ください!

目次
大手デザイン会社 Goodpatch(グッドパッチ)の評判は?
Goodpatch(グッドパッチ)の新卒採用情報はこちら!
Goodpatch(グッドパッチ)はインターンを募集している?
創業者の土屋さんが語った組織崩壊エピソード 昔は離職率がすごかった?
【まとめ】デザイナーを目指すなら Goodpatch(グッドパッチ)のインターン情報は必見!

大手デザイン会社 Goodpatch(グッドパッチ)の評判は?


画像引用元: Goodpatch

まず、大手デザイン会社であるGoodpatcの評判についてみていきましょう。
各企業に在籍していた、在籍中の社員の匿名口コミが集まる「OpenWork」さんの評価では、星3.9と非常に高い結果を残しています。

Goodpatchの公式サイトを見ていると、「未経験からWebデザイナーになった」「新卒採用の社員の様子」なども伺え、自由な雰囲気ながらWebデザインのスキルを確実につけていけるデザイン会社であるとよくわかりますね。

【参考】
株式会社グッドパッチ | openwork

Goodpatch(グッドパッチ)の離職率は?他のWEBデザイン会社と比べてどう?

グッドパッチの現在の離職率は約8%であるとインタビューでグッドパッチに勤務する高野葉子さんが話しています。(2020年4月)
数年前の組織崩壊が起こった際の離職率はなんと、「40%」と言われていました。そこからの改善については、非常に多くの苦労を伴ったに違いないでしょう。

こちらの内容については、以降の項目で別途ご紹介していきます。

また、厚生労働省の雇用動向調査結果における、情報通信業の離職率は約「9.2%」と明らかになっており、グッドパッチの離職率は、現在は他のデザイン会社やIT関係の企業と比較して、平均より低めであると言えます。

【参考】
厚生労働省の雇用動向調査結果 | 厚生労働省

Goodpatch(グッドパッチ)の新卒採用情報はこちら!


それでは、そんな大手企業であるGoodpatchの新卒採用情報についてみていきましょう。詳細は以下のリンクの新卒採用のページをご覧ください。

Careers 採用情報 | 株式会社グッドパッチ

グッドパッチの新卒での採用大学はどんなところがあるの?美大卒は必須条件?

Goodpatchのブログによると、採用大学の8割はなんと「総合大学」であり、美大卒=採用大学の必須条件!というわけではないと明らかになっています。
ただし、新卒採用人数は非常に限られておりおよそ10名程度と言われています。

そのため、競争率は非常に高いためしっかりとアピールポイントや、自分らしいデザインをするためのスキルなどを培っておくとよいでしょう。

ただし、大手デザイン会社であるにもかかわらず、未経験者でも採用を行っているため、
大切なのは「アピール」「グッドパッチという会社の社風に合っているか」がポイントになります。

採用大学について

グッドパッチの新卒採用者へのインタビュー記事や、インターネットでの調査から、新卒大学生の採用大学には以下のようなところがあると明らかになりました。
・東京大学大学院
・東京外国語大学
・同志社大学
・法政大学
・津田塾大学

採用大学もプログラミングやデザインに関する学部、学科でないという新卒大学生も多く、大手デザイン会社であるにもかかわらず、グッドパッチが大学名で新卒採用の内定を出しているわけではないと伺えます。
ただし、いずれの採用大学も「MARCH」「関関同立」レベルであり、新卒で内定をもらうためにはある程度のランクの学歴は必要であるといえますね。

【参考】
新卒入社の80%が総合大出身!ビジネス課題をデザインで解決するGoodpatchで得られる経験 |  Goodpatch Blog

このように、Goodpatchでは採用大学より社風に合う人材を優先して採用する企業です。

Goodpatch(グッドパッチ)はインターンを募集している?


大手デザイン会社であるGoodpatchはインターンを募集しているのでしょうか?
結論としては、「1dayインターンシップ」を開催しています。
Goodpatchの社員と交流し、会社で実際に1日過ごすことで大手デザイン会社の社風がどのようなものなのか知れる貴重な機会になりますよ。

そのため、新卒採用を狙うのであればインターンシップに参加して会社の雰囲気などを知っておくのがおすすめです。

グッドパッチの1dayインターンシップはどんな内容なのか知りたい!

グッドパッチのインターンでは、以下のような内容が行われています。
・5人1組のチームを作ってアプリのプロトタイプを作成
・グッドパッチ社員のプロ目線で最優秀賞、優秀賞を決定+フィードバックを受けられる
・懇親会で会社についてなどを現役社員から聞ける

【詳しくはこちら!】
デザイナーを目指す学生のためのGoodpatch 1dayインターンシップを開催します! | Goodpatch Blog

創業者の土屋さんが語った組織崩壊エピソード 昔は離職率がすごかった?


そんな大手デザイン会社であるGoodpatchにも、昔は組織崩壊に伴う、離職率の急増が発生している時期もありました。
創業者の土屋さんが、当時の組織崩壊&離職率の急増に関するエピソードについてmoteでお話しています。2年前の組織崩壊、離職率増加が起こっていた当初、土屋さんは様々な試みを企業内で実施していました。
しかし、土屋さんの取り組みは失敗。土屋さん自身の手で、Goodpatchらしさを破壊してしまい、組織崩壊に至るきっかけを生み出してしまったのです。
土屋さんがそもそも様々な取り組みを始めたきっかけは、2016年ごろにすでに始まっていた以下のような組織崩壊の問題解決のためでした。
・メンバー同士の対立(新人と古株の対立)
・評価制度の一新に伴う社員の不満蓄積、離職率の急激な上昇
・CFOを中心とした管理者部門の一斉退職
そのために、会社はどんどんと崩壊していきました。土屋さん自身社員全員と面談を行い、様々な意見を聞いたものの根本的な解決には至らなかったとのことです。
当時のモチベーションクラウド(従業員の会社に対する満足度や期待度を数値化して表現する機能を備えたサービス)における、社員たちのスコアは過去最低の46.7、ランクCCCと非常に低い結果だったとのことです。
上記のようなグッドパッチの崩壊は、土屋さん自身の経営力が足りていなかったために起こってしまったと語っています。
【参考】
カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 – 前編 | note
カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 – 後編
組織崩壊とは? 退職率からわかる前兆・予兆や、その末路もご紹介します

組織崩壊…離職率の急増…どのようにして持ち直したのか?

上記のような組織崩壊を土屋さんはどのようにして解決したのでしょうか?
土屋さんは社内の社長報で「グッドパッチ」の“中心的価値”“企業文化”を再構築して、企業崩壊を解決するためのメンバーを社内で公募しました。
また、日本・ベルリン両オフィスの全社員参加形式でワークショップを開催。
土屋さんだけでなく、社員全員で会社における「維持するべきもの」「変えるべきもの」「将来的に取り入れたいもの」について話し合い、会社の価値を形作っていきました。
そうして社員たちのモチベーションクラウドのスコアは見る見るうちに向上していき、
2019年2月時点でのマネージャー陣の満足度のスコアはなんと、82.2(AAA)まで向上したのです。
また、徐々に会社の価値や考え方などが再び固まり始めていきました。社内のValueの浸透率を高めるために、以下のような試みを実施しました。
・デザイナーたちによるValueポスターの掲示
・Valueサイコロを用いて浸透を図る
・新卒の社員たちにも意欲的にValueの新党のための活動に参加してもらう

このように、土屋さんだけでなく社員全員の知識や考え方、力を総動員して新たなグッドパッチを生み出したからこそ、大企業として一線で活躍する今があるのです。

土屋さんが語る、会社崩壊という苦しい状況から立ち直った秘訣

土屋さんは、会社の復活のために特に大切なのは以下の2つだとnoteで語っています。
・情報を発信し続ける
・諦めないで行動し続ける
辞めていった社員たちの穴を補うためにもGoodpatch Blogの更新を続けたこと、なにより自分の試みがうまく行かなくてもあきらめずに継続し続けたことが会社の立て直しに繋がったと語っています。
会社崩壊時代には土屋さん自身も会社に行くのが苦しくなってしまっていた、と記されているのを見ると当時は本当にきつい状態だったのがうかがえますね。
しかし、だからこそ今の大手デザイン企業としてのグッドパッチがあるといえるのでしょう。

【まとめ】デザイナーを目指すなら Goodpatch(グッドパッチ)のインターン情報は必見!

・大手デザイン会社Goodpatch(グッドパッチ)は組織崩壊に伴う離職率の急増を解決し、現在ではデザイン会社の中でも比較的離職率は低い傾向にある
・グッドパッチでは新卒向けの1dayインターンシップを開催しているため、社風を理解するためにもぜひ参加するのがおすすめ!
・かつて急増した離職率は創設者の土屋さんの業務改善によって、改善されている。現在は新卒採用も積極的に行っており、採用大学も幅広いだけでなく未経験の人でも採用実績アリ!

このように、グッドパッチは自分たちの会社にあった人に内定を出すため、採用大学はある程度のボーダーを通過していればチャンスは与えられます。

そのため、自分は未経験だから…美大卒だから…と諦めなくともチャンスはありますよ。採用大学を気にするのではなく、自分自身がグッドパッチの求める人材であるかどうか、そうなれるように努力していくのがおすすめです。
採用大学のボーダーを超えてない…と悩むよりは、自分自身をアピールできるためのスキルを培っていくのがいいでしょう。
また、グッドパッチの求める人材を少しでも知るためにも、インターンシップに参加して社風を知ったうえで、自分に合っているかどうかを見極めるのも非常に大切なポイントと言えます。

ぜひ、1dayインターンに参加してグッドパッチのValueを知る機会を絵てみてくださいね。

【24年卒のインターン情報はこちら!】
【24卒/1Dayインターン】デザインプロセスを体験する課題解決ワークショップ | 株式会社Goodpatch

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