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ガクチカがアルバイトしかない時はどうする? コンビニやスーパー、飲食店の例文 もチェック!

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ガクチカという言葉を耳にしたことがあるでしょうか?初めて聞いたという方も多いかと思います。ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」のを略したものです。例えばアルバイトや部活動、ボランティア活動など人によってさまざまかと思います。

今回はこのガクチカがアルバイトの場合についてどの様にアピールすることができるか見ていきたいと思います。

ガクチカとは? 思いつくのがアルバイトしかない場合にはどうすればいい?


先にお話ししたとおり、ガクチカとは学生時代に力を入れたことで、就活の際に自己PRでアピールするポイントになるといえます。ガクチカがコンビニやスーパーのレジ打ちや飲食店のキッチンやホールスタッフのアルバイトしかない場合にはどのような伝え方で自己PRができるのでしょうか?

まず前提として、ガクチカがアルバイトしかないといってだめということは全くありません。
コンビニやスーパーのレジや飲食店のキッチンなどのアルバイトでも、人間関係の構築やスキルアップ等様々な経験ができており、学んだことがあるはずです。

ただし、ガクチカがアルバイトしかないという人はほかにも結構いるものです。特にコンビニやスーパーのレジ、飲食店のホールやキッチンといったものは学生アルバイトの中でも人気で、多くの人が経験しています。

アルバイト経験自体が同じということがだめなのではなく、話す内容がほかの人と変わりなく、印象に残らないようなものになってしまうことがだめなのです。

新人教育や売上貢献などといった自分ならではの経験を、ほかの人と差をつけ、しっかり自己アピールにつなげられるような話ができるように今一度アルバイトの経験を振り返りましょう。アルバイトしかないと焦るのではなく、それぞれのアルバイトから学んだことを洗い出し、それをどのようにして今後生かしていくかを伝えることが重要になります。

まず、コンビニやスーパーのレジや飲食店のキッチンの経験をガクチカとしてアピールするにあたってどの様に組み立てていく必要があるのかについてみていきたいと思います。

伝え方を間違えると、一番言いたいことがうまく伝わらずにだめになってしまうからです。ガクチカがアルバイトしかないからほかの人と同じような話しかできないとあきらめる必要はありません。伝え方次第で伝わり方は大きく変わります。

まずはじめに、結論をもってきます。面接において自己PRをする際には、長々と話してしまうと面接官が飽きてしまい、最後に結論を持ってきてしまうと面接官の印象に残らないというだめなケースになりかねません。
まずは、最初に結論を述べることで、面接官の興味を引きその後のエピソードを際立てることができます。

二つ目に、動機について述べます。なぜそのようなことに取り組んだのか、きっかけやそれに至る経緯について話すことが必要となります。

三つ目に、目標の部分です。何を目標として取り組んだのか、どんなことが大変だったのかについての話です。とくに、大変だった点に関しては面接官も注目するポイントとなりますので、しっかりとまとめ上げる必要があります。せっかくの大変だった経験をうまくまとめ上げられずにだめになってしまうのは勿体ありません。しっかりと振り返り、見直すことを心がけましょう。

四つ目が、結果です。こちらも目標同様、話の肝になる部分です。結果がよかった悪かったというところが合否にかかわるということではなく、話の展開において重要なところであるという意味ですので、その点はお間違いなく。

最後は、学びです。
ガクチカとして話したことからどのような学びを得たのか、そしてその経験を社会に出るにあたってどの様に生かしたいのかということに関して最後に伝えることで、今後どのような活躍をしてくれそうかという将来像についてイメージを膨らませることができるきっかけにもなります。

これらの流れを参考にして、アルバイトしかないなどと焦ることなく、しっかりと自分のやってきたことを見直してほしいと思います。

コンビニやスーパーのアルバイトのレジ業務でアピールする方法は?


学生のアルバイトとしても人気なものの一つが、コンビニやスーパーのレジです。アルバイトしかないから、多くの人が同じような経験をしているからだめだということはありません。きっと自分だけの貴重な経験や学んだことがあるはずです。まずはそれを思い起こしてみてください。

そのうえで、コンビニやスーパーのレジでの経験をどのようにガクチカとしてアピールすることができるか、例文とともに考えていきましょう。

例文1、コンビニやスーパーで、お客様のレジ待ちの時間を短縮させるために、処理スピードを上げる工夫をしました
こちらに関しては、周りを察する力を学んだことや自分のスキルアップのための努力などをアピールすることができます。

例文2、新人でもわかりやすいように新人教育用にレジ打ち手順書とコツについてまとめました
こちらに関しては、新人教育といった点や、業務の効率化についてなどをアピールすることができます。

例文3、円滑な業務を行うため、同じアルバイトの人との人間関係構築に取り組みました
こちらに関しては、どんな仕事においても重要な、人間関係の部分について学んだことを掘り下げていくことができます。

以上の例文のようにたとえ、同じコンビニやスーパーのレジのアルバイトだといえども、一人一人学んだことや感じたことは違うはずです。その経験に誇りをもって、アピールすることが重要です。

アルバイトが飲食店のキッチンの場合は難しい? 後輩の新人教育で学んだことがヒント!


続いては、飲食店のキッチンがガクチカの場合のアピール方法についてみていきたいと思います。コンビニ、スーパーのレジ同様、飲食店のキッチンやホールスタッフ経験をガクチカとして就活で話す人は非常に多いです。ありきたりで薄っぺらい話ではだめです。

ここでも先ほどと同様に、飲食店のキッチンのアルバイトしかないと卑下するのではなく、人と差をつけたアピールが必要だといえます。例文ごとに見ていきましょう。

例文1、飲食店のキッチンでの調理がより効率的に進むように、マニュアルの見直しをメンバー全員で行いました。

この場合は、改善案を考える力や、周りとの協調性やコミュニケーションについて学んだことをアピールすることができます。

例文2、飲食店でのキッチンスタッフのリーダーとなり、メンバー全員に指示を出したり声掛けを行いモチベーションの維持に努めました。新人教育にも力を入れました。

この場合は、所属するチームのトップに立ったということで、統率力や周りをまとめる力などについて述べることができます。新人教育を行ったという点もアピールできるポイントです。新人教育を行うにあたっての課題やそれをどのようにして乗り越えたかについて学んだことを伝えましょう。

例文3、飲食店のキッチンスタッフ全体で、売上アップのために、新メニューを考案したりメニューの精査を行いました。

この場合は、周りとの協力の中で、創造する力や提案力について学んだことを伝えることができます。従来の方法ではだめな部分を見出し、改善に努めるという点をアピールできます。

例文4、アルバイトを始めて数年たった時に新人教育を任され、新人教育のために、自分が新人だったころを思い起こし、その時に大変だったことや乗り越え方についてアドバイスしました。

この場合は、相手の立場に立ってみるといったこと、新人教育という難題において自分の経験を活かしながら伝えるという指導力について学んだことをアピールすることができます。

企業においても人とのかかわりや新人教育といった場面はもちろんあります。学生時代の新人教育の経験で学んだことを、将来どのような形で生かしていきたいのかを伝えましょう。

ここまでお伝えした例文内容はあくまで一例ですが、これらを参考にしつつ自分ならではのガクチカから学んだことの話ができるように心がけましょう。

【まとめ】ガクチカがアルバイトだとだめということはない!

これまでお話をしてきたとおり、ガクチカがコンビニやスーパーのレジや飲食店のキッチンのアルバイトしかないとだめということは全くありません。アルバイトしかないということは、裏を返せばそれだけ力を入れてきた経験だということもできます。

しかしながら、コンビニやスーパーのレジや飲食店のホールやキッチンの経験をガクチカとして話す学生が多くいるのは事実です。ありきたりな話では、インパクトはなく面接官の印象に残りません。そうなってしまうと、ありきたりなガクチカはだめといったことになりかねません。

先述の例文でお伝えしてきましたが、新人教育や周りを巻き込んでの取り組み、売上アップへの貢献などといったアルバイトの経験の中で特にインパクトのあることを思い起こし、自分だけの経験としてまとめ伝えるということを意識することが重要だといえます。ぜひ例文を参考にしながら今一度自分が学んだことについて考えてほしいと思います。

「アルバイトしかないからだめ」、ではなく「アルバイトがある」と胸を張ってアピールをするようにしましょう。

そうすることで、ありきたりと思いがちなコンビニやスーパーのレジ打ちや飲食店のキッチンやホールスタッフとしての経験を自信をもってガクチカとして伝えることができると思います。

そしていまもし今回お話ししたようなアルバイトを頑張っている大学生がいたとしたら、自分がどのようなことに力を入れて毎回取り組んでいるのかを意識しながら仕事を行うことで、それを見つけるきっかけとなり、ガクチカを見出す近道となると思います。少し意識を変えて取り組んでみましょう。

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