面接で落とされるサインは? 新卒と転職の違いもチェック!
今までに面接を受けてきた方には、きっとうまくいったと手ごたえがあったにもかかわらず不採用だったということ、逆に全然うまくいかなかったのに実は合格していた、といった経験がきっとあると思います。今回は面接で落とされるサイン、不合格、不採用フラグについてどのようなものがあるか見ていきたいと思います。
面接で落とされるサインはある?
面接で落とされる際のサインというものはあるのでしょうか?
必ずしもこれ!といった断定的なものがあるというわけではありませんが、面接に落とされる場合には、こういった対応が多いとされるものはいくつかあります。
これからお伝えするものを、面接を受ける際の参考にし、もしそれを感じたら挽回することを目指して取り組んでいく必要があります。
また、今回は新卒、転職別にどのようなフラグがあるのかについてみていきたいと思います。
新卒の面接での不合格フラグはこちら
1,面接時間が短い。
これに関しては、面接官があまり話に興味を持たなかったことが想定されます。もしくは、熱が入るあまり自分が言いたいことを長い時間話過ぎてしまい、もう打ち切りになってしまうというパターンも考えられます。これは、不採用、不合格フラグの一つであると考えられます。面接はあくまでも、言葉のキャッチボールで成り立つものです。自分が伝えたいことを伝えただけでは単に自己満足にすぎずに、面接に落とされることににつながってしまいます。必ず面接は相手のことを考えて臨むようにしましょう。
2,ありきたりな質問しかされない。
これも一つ目のパターン同様、話に興味を持たれていないということが考えられます。新卒の場合には特に、自己PRや志望理由に対して深堀されないと感じた場合には、不合格、不採用フラグが立ったと感じる人も多いようです。やはり自分に興味を持ってくれているかどうかが一つ合否の境目になるといえるでしょう。しかしながら、ありきたりかどうかの判断は人それぞれです、自分だけの判断はあてにならないです。気になったら周りとの情報交換なども行い、参考にすることも必要です。
3,リアクションが薄い。
この場合は、話に興味を持っていないか圧迫面接の一つで面接官がさも興味がなさそうにしてその対応を見ているのかもしれません。そういった意味では必ずしもあてにならないものです。リアクションの薄さは必ずしも、不合格、不採用のサインだということは無いので、あきらめずに最後までしっかりと取り組むことを心がけましょう。
4,話したことに対してマイナスの返答がくる
こちらに関しては、もし自分が面接でそのような対応をされたら、落とされるサインだ、フラグだと感じて落ち込んでしまう方も多いかと思います。面接に慣れていない新卒の場合だと特にそう感じてしまうかもしれません。しかしながら、実際そのような対応はあてにならないものです。なぜならこちらに関しても圧迫面接の一種のようなもので、もし自分の話を否定されたらどのような反応をするかを見ている可能性が十分にあるからです。決して不合格、不採用のサインだと落ち込まないでください。むしろ、マイナスの返答からが勝負です。それに対してどのように的確な返しができるか、その点を面接官は注目しています。マイナス=不合格という話は、あてにならないです。
5,質問したことに対する対応が冷たい
面接では大抵の場合、最後に質問はありませんか?といったような逆質問できる時間があります。その時に、質問したことに対して冷たい対応を取られると不合格、不採用のフラグがたったような気持になります。こちらに関しても、新卒の場合にそのような態度を取られるとなおさらそう感じてしまうと思います。たしかにもう面接官がこの面接に飽きて面倒になったうえでの対応だとも考えられますが、もしかしたら面接官がもともとそういった淡白な性格の持ち主であるということも考えられます。ですので、こちらに関しても必ずしもあてにならないものです。
面接では、どうしても本気で臨む分一喜一憂しがちですが、切り替えや気にしない心もとても大事になってきます。
面接は最後の最後まで結果はわかりません、ですので最後まであきらめずに投げ出さずに取り組むということが非常に重要になってきます。
6,頑張ってくださいと応援される。
これに関しては、うちの企業ではなくほかの企業で頑張ってくださいという意味で客観的な目線での応援と考えることができます。一見優しい言葉であるように感じますが、そういった意味では落とされるサインの一つであると考えられますが、必ずしもあてにならないものなので参考として把握しておきましょう。
転職の面接での不採用フラグはこちら
転職の場合には、新卒面接のように一次面接、二次面接、最終面接のように何度も繰り返されることは少なく、大体が一度の面接で合否を決めるというパターンが多いです。
そういったことから、不採用フラグも新卒の時とはやや異なります。
どういったものなのか見ていきましょう。
1,面接時に履歴書を返却される。
一般的には、履歴書は不採用の場合には企業側で破棄するか、不採用が確定後に郵送で返送されるといったパターンが多いですが、企業によっては面接終了後に本人に手渡すといったところもあるようです。
面接終了時に履歴書を返されるとこれ以上の付き合いはないのかと考えてしまうかもしれませんが、近年は個人情報保護の観点からいったん応募者に履歴書を返すという企業もあるそうです。この対応は不採用フラグがたったと感じてしまうかもしれません。
確かに、なかなかないパターンなので焦ってしまう人もいるかもしれませんが、必ずしも面接に落とされるサインではありませんので、落ち着いて対応しましょう。
特に転職の際にはこのような対応も見受けられるので、不採用フラグと決めつけずに、参考にもしておきましょう。返却=不採用の情報はあてにならないものです。
2,経歴について批判的な指摘をされる。
転職での採用面接では、特に経歴の部分に面接官が注目することが多いです。どの様な経験を積んできたのか、なぜ前職を辞めたのかなどについてです。特に、退職理由に関しては批判的な指摘をされるポイントとなることも多く、批判=面接に落とされるのサインと感じてしまい、焦って考えていたことや伝えたかったことがうまく伝えられなくなってしまう人もいるかもしれません。しかしながら、転職の面接の際は先述の通り、転職理由となる前職の退職の部分についてはほぼ確実に問われます。
ということは事前にしっかりとその部分に対して、まとめたり伝える準備をしておけばいいだけのことです。
指摘されたから不合格だったという話はあてにならないものです。それよりも誠実にしっかりと答える力が見られています。
3,合否連絡までの時間が長い。
新卒採用の場合には、多くの受験者がおり、合否決定までに時間がかかるという場合も多くあります。しかしながら、一般的には転職者向けの中途採用の場合、そこまで多い人数が集まるということはありません。ですので、合格連絡までに時間を要している場合には不採用のサインととらえる場合も多いです。しかしながら、企業は採用活動だけを行っているわけではありません。様々な仕事の一つとして行った面接ですので、もしかしたらほかの業務との兼ね合いで連絡までに時間を要している可能性もあります。ですので、必ずしもあてにならないものです。あくまでも参考程度にとらえておくことを忘れないようにしましょう。
4,雑談ばかりで終わる。
面接時間が短く終わってしまうと、企業がちゃんと面接してくれなかったと企業イメージを下げてしまうことになりかねません。そういった場合に、想定よりも雑談が長くなって終わる場合があります。雑談が多いということは、それだけ自分に関する話ができていないということです。それは、面接官が興味を持ってないから掘り下げていかないのかもしれないということで、雑談メインになってしまっているのかもしれません。不採用フラグにも感じてしまうかもしれませんが、まずは念のため、自分の話したいことが一方的になっていないか、簡潔に端的にまとめられているかどうかを今一度確認し、面接官を飽きさせることのないような話をすることを心がけましょう。しかしながら雑談が多いから不採用だったというような話自体はあていならないものです。あまり気にしすぎないようにしましょう。
あえて厳しい態度を取る面接官もいるので反応はあてにならない!
ここまで、新卒と転職の場合の不合格、不採用フラグに関してお伝えしてきました。しかし、ところどころではさんでいる通り、必ずしもこれらが不合格、不採用を決定するものとしてはあてにならないです。
あえて厳しい態度をとったり、関心のないフリなどをして受験者を試しているというパターンがあるからです。このような態度だけで判断するのは、あてにならないです。
このような場合は、そういった態度の人に対しどのような返しをしてくるかが見られています。すなわち、そこからが面接の本番なのです。
ということは、不合格、不採用サインを感じた時点であきらめて面接のモチベーションを下げてしまってはだめだということです。面接は最後の最後までしっかりとみられています。そして最後の最後まで挽回するチャンスがあります。決してあきらめることなく挑むようにしましょう。これに関しては、新卒、転職に関わらず同様です。
【まとめ】終わった面接のことは気にせずに早めに切り替えよう
新卒、転職に関わらず面接を繰り返し、不合格、不採用が続くとどうしても引きずってしまったり、自分の何がいけないんだろうとネガティブな思考になってしまいます。
それ自体は決して悪いことではなく、自分の面接の臨み方や、どこがいけなかったのかについて振り返り改善していくことは非常に重要です。
しかしながら、いつまでも引きずって面接に消極的になってしまったり、自信を失ってしまってはさらに面接に落とされることが続きかねません。面接で落とされることが続いたとしても、しっかりと振り返りを行った後は、この企業とは合わなかったんだと割り切って次に進む前向きな姿勢が大切です。不合格、不採用フラグがどういったものかなどを気にしすぎて検索しすぎたり、自分の面接と置き換えたりすることはあまり意味がありません。ネットには様々な情報があり、必ずしもあてになりません。新卒、転職に関わらず、早目に切り替えて、すすんでいくようにしましょう。
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