ボストンコンサルティングに新卒で内定するにはインターンが必要? 倍率や学歴もチェック!

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就活中の方や転職を考えている方の中には、「ボストンコンサルティング」に入社して働きたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、ボスコンの新卒採用で内定するためにはインターンシップが必要なのか、中途採用も行っているのか、年収のわりに激務なのか、新卒採用の倍率や、学歴を重視されるのか(学歴フィルター)、デジタルBCGなどについて紹介していきます。新卒採用での内定を目指している方、転職を考えている方に読んでいただきたい内容です。

ボスコンとは? 激務で有名? デジタルBCGについてもチェック!


ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、1963年にブルース・ヘンダーソンらにより設立されたコンサルティング会社で、アメリカ合衆国に本社を置いています。グローバルなコンサルティングファームとしてビジネスや社会のリーダーとともに戦略課題の解決や成長機会の実現に取り組んでいます。
クライアントとの緊密な協働を通して全てのステークホルダーに利益をもたらすことを目指す変革アプローチにより、組織力の向上、持続的な競争優位性構築、社会への貢献を後押ししています。BCGのグローバルで多様性に富むチームは、可能性を解き放ち、変革を実現することに情熱を傾けています。
最先端のマネジメントコンサルティング、テクノロジーとデザイン、デジタルベンチャーなどの機能により統合されたソリューションを提供しています。
(ボストンコンサルティンググループ(BCG)公式サイト参考:https://www.bcg.com/ja-jp/about/overview)

ボストンコンサルティンググループ(BCG)は、一般的な事業会社と比較しても、コンサルティング業界の中で比較しても、激務といえます。戦略コンサルティングは、業務の特徴上、業務の範囲が広いため、仕事量が膨大で、残業時間が長くなってしまいます。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)の標準勤務時間は8時間で、平均残業時間は75.7時間です。(平均残業時間については、40時間でも多いといわれています。)
しかし、プロジェクトによって勤務時間が大きく異なります。残業がほとんどなく、定時の18時に退勤できるところや、深夜まで働いてタクシー帰りというところもあります。
デジタルボスコン(デジタルBCG)とは、クライアントに対して経営課題をデジタルマーケティングなどのデジタルテクノロジーで解決するエキスパートチームのことです。アカデミック、ビジネス、エンジニアリングのバランスが取れたメンバーが集っています。
デジタルBCGでは、デザイン、データ、テクノロジーを駆使し、よりスピーディに、よりアジャイルに、より先進的な方法で企業や社会の問題を解決していきます。
(デジタルBCG公式サイトより抜粋:https://digitalbcgjapan.com/)

「デジタルBCG」を創設

データサイエンティスト、エンジニア、デザイナーなどを擁するデジタルBCGジャパン。BCGは、デジタル領域の高い専門性を持つメンバーを擁する新組織「デジタルBCGジャパン」を2018年5月16日に創設しました。デジタルBCGジャパンのエキスパートと、BCGのコンサルタントが協業し、デジタルを活用した企画変革の支援を強化します。
デジタルBCGジャパンは、従来型のコンサルタントとは異なり、デジタル領域に高い専門性を持ったエキスパートを擁する組織です。また、デジタルBCGジャパンは、グローバル水準で最先端のサービスを提供しています。デジタルBCGジャパンが有するデジタル領域におけるグローバル水準で最先端の専門知識を駆使して、戦略を具現化するスピードを高めていくことこそが、成功への近道であると考えます。興味がある方は、デジタルBCG公式ページに詳細が載っていますのでそちらもご覧ください。(デジタルBCG公式ページ:https://digitalbcgjapan.com/)

BCGの新卒採用で内定をもらうにはインターンシップが必須? 気になる倍率や学歴フィルターは?


ボストンコンサルティンググループ(BCG)に新卒採用で内定するためには、他の外資系コンサルと同様に、インターンシップに参加する必要があります。特に、ボストンコンサルティングの場合は、インターンシップに参加しないと本選考を受けることができないため、注意が必要です。ここでは、ボストンコンサルティンググループ(BCG)のインターンシップと本選考のフロー、新卒採用の倍率、どれくらい学歴が重視されるのか(学歴フィルター)などについて解説していきます。

ボスコンのインターンシップと本選考フロー

〈インターンシップ〉
1.エントリーシート:人間性を知るための質問が多い
2.Webテスト:全企業の中で最もボーダーが高い試験
3.1次面接(筆記テスト+集団面接)
4.2次面接
5.インターン
〈本選考〉
6.最終選考

ボスコン新卒採用の倍率

ボストンコンサルティングは、コンサルティング業界の中でも高い人気を誇っている会社です。全体の平均倍率は約50倍という高倍率だそうです。
ボストンコンサルティンググループでの職種は大きく分けて4つありますが、就職難易度もそれぞれでやや異なります。ボスコンスタッフは、文系・理系問わず応募できるため、新卒採用で最も倍率が高いです。
一定以上の学歴がないと面接に進めない「学歴フィルター」が話題になることがありますが、コンサルティング業界でもは存在するのでしょうか。
実際、一般的にコンサルタントへの新卒採用・中途採用の際に学歴は重要視され、厳しい「学歴フィルター」があります。しかし、学歴フィルターの程度がどれくらいなのかはコンサルファームによって異なるため、希望する会社に勤めているコンサルタントの学歴から、どの程度重視する傾向にあるのか確認してみるのも1つの方法です。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)への新卒採用、中途採用・転職で学歴フィルターを余裕で通過できると言われている大学といえば、旧帝国大学・早慶クラスです。
北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大の7帝大、それに追加して東工大・一橋大・神戸大が「旧帝国大学」または、これらに近い難関国立大学が該当します。早慶クラスとは、早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学の3校が該当します。

ボストンコンサルティンググループ(BCG)など外資系のコンサルティングへの新卒採用で内定を獲得しているのは、最難関クラスに所属する厳しい学歴フィルターを通り抜けてきた優秀な学生が多い印象があります。(東大・京大がメイン)
中堅または、それ以下の偏差値の大学では学歴フィルターを通過することができず、書類選考の段階で落とされてしまう可能性が高いです。このようにコンサルティング業界では、厳しい学歴フィルターがあります。
 

BCGのインターンの内容はこちら!


ボストンコンサルティンググループ(BCG)のインターンシップは、3Daysのジョブプログラムです。1タームで20人程度が参加します。報酬は5万円、交通費支給があり、遠方から参加する場合は、ホテルを手配してもらえます。
ボスコンのコンサルタント指導で、経営コンサルティング業務に関わる調査・分析を行います。少人数チームを編成し、指定された課題に取り組み、最終日に成果を発表します。特定分野での経験や経営の専門知識は不問です。
最終面接は、ジョブで優秀な結果を残した学生が呼ばれ、パートナーとの個人面談をおこないます。面接時間は20分程度で、内定するとその後30分程度入社に向けた説明やオフィス見学をおこないます。2021年卒の最終面接では、仕事は楽しかったか、なぜボスコンを志望するのかなどが聞かれたそうです。

最終面接での質問内容は気になるニュースやジョブの感想などと、志望動機が中心なので、緊張し過ぎず、落ち着いて臨みましょう。

粘り強さと、チームの生産性を高める働きが重要

以下で、実際に行われたインターンシップの内容を示します。(2021年卒)
課題内容は、「ある日系大手メーカーの2030年における成長戦略」でした。
・1日目
オリエンテーション、パートナー談話、若手談話、Q&A、タイムシート説明、就活インタビュー、ロジカルライティングトレーニング、自己紹介、ディナー
・2日目
課題発表、調査、議論、シニアインプット①、ランチ、調査、議論、シニアインプット②、調査、議論
・3日目
発表準備、最終報告会、パワーポイントトレーニング、個別フィードバック、ディナ
倍率が高く、厳しい学歴フィルターを通過した、幅広いバックグラウンドを持つ学生が集結するため、意見の対立などが起きやすいことは予想されますが、重要なのは、3日目の最終発表まで粘り強く取り組み続けることです。
また、高評価を得て最終的に内定を勝ち取ることができるのはチームの生産性を高める行動をした学生です。他のメンバー同士の意見が衝突した時も、リーダーシップをとって議論をまとめていける力が重要です。

ボストンコンサルティングは年収の割に激務で有名? 新卒で落ちても中途で転職することも可能!


「年収のわりに激務なのか」という疑問についてですが、結論から言うとボストンコンサルティングはコンサルティング業界の中でもトップクラスの激務です。月の平均残業時間は70時間であり、プロジェクトによっては100時間を超えることもあります。(月平均残業時間は40時間を超えると多いと言われています。)
平均年収は、1374万円〜といわれています。実際は、年収400万円〜3000万円と幅が大きいです。
平均残業時間が70時間という激務に加えて、年収もコンサル業界の中では、平均的といえます。「年収の割には激務」ということがわかりますね。(年収の程度や激務であるかどうかの感じ方には個人差があります。)
「年収が高いところで働きたい」という意見をよく耳にしますが、年収が高いということは、それなりに激務であるということも一緒に考えるべきです。
「年収が高いから」というだけでなく、なぜ、BCGで働きたいか、BCGでどう活躍したいかという目標をもって業務ができることが理想です。
内定を目指している方も、ボストンコンサルティングでは、年収が高めだが、業務内容自体や求められるクオリティもかなりハードであるため、身体的・精神的に負担がかかりやすいほど激務になるということを頭に入れておく必要があります。

BCGが激務の理由

ボストンコンサルティンググループ(BCG)が激務である理由としては、大きく分けると2つあります。
1.案件の難易度が高い
業界でトップクラスの知名度と実績を誇るボスコン(BCG)では、取り扱う案件の難易度も高いです。コンサルファームでは、クライアント内で解決できない問題を解決することが課題であるが、その中でもボスコンで取り扱うものは特に難易度が高いのです。また、「相手が気付くように導く」という支援スタイルが多いため、その分激務になる傾向があります。

2.クオリティの高い提言が求められる
ボストンコンサルティンググループ(BCG)はこれまでクオリティの高い提言を行ってきたからこそ、現在の地位、クライアントからの信頼があります。
これまでと同水準、またはそれ以上のクオリティをクライアントから求められるだけではなく、同様にクオリティの高い提言を継続していく必要があるため、激務になりやすいです。

BCGは中途採用も行っている

この記事をご覧になっている方の中には、「転職してBCGで働きたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、中途採用について詳しく紹介します。ボストンコンサルティンググループ(BCG)では、新卒採用だけでなく、中途採用の応募も、通年で受け付けております。詳細は、ボスコン公式サイトの中途採用募集要項をご覧ください。(転職をお考えの方の中途採用についhttps://careers.bcg.com/locations/japan/experienced)
中途採用面接は、新卒採用の場合と違い、転職前のこれまでの仕事への取り組み方や経験、成果を問われるほか、即戦力として、一緒に仕事をする仲間として多角的に評価されます。
そのため、中途採用で内定を獲得し、転職を成功させるために、BCGの社風への理解、選考は何次まであるのかや、面接内容の傾向などについてもしっかり調べて理解し、対策をしておく必要があります。実際に中途採用で内定を獲得し、転職に成功した方の体験レポートなどもみておく事をおすすめします。

【まとめ】BCG に新卒で入社するにはインターンへの参加がおすすめ!

ここまで、外資系コンサルティングファームとして高い人気を誇るボストンコンサルティングのインターン情報や倍率、学歴フィルター、転職を目指す方の中途採用、気になる年収などについて紹介させていただきました。BCGの新卒採用で内定を取るには、まず、第一に学歴フィルターを通過することと、インターンシップの参加が必須です。
先述したように、ボスコンの倍率は、全体的に高倍率で難易度が高いです。
インターンシップでは、倍率が高いために緊張しがちですが、最後まで粘り強く取り組み続けることと、チームの生産性を高める行動が大切になります。
コンサルティング業界(ボスコン)に興味がある就活生はもちろんのこと、日系企業の選考前にケース面接、テストセンター対策をしたいという方にも大変有用なインターンシップであるといえます。積極的に選考に参加してみることをおすすめします。
実際にインターンシップに参加したことがある人の「体験レポート」などをみて、本番に備えて対策していくといいです。

最後に、コンサルのネクストキャリアとしてのベンチャーCXOの記事を紹介しますので、気になる人は是非チェックしてみてください。BCG出身の方でベンチャーで経営者として活躍している人もたくさん紹介されているので参考になるはずです。

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